ネットマーケティングは2月21日、マッチングサービス「Omiai」の提供を開始した。
OmiaiはFacebookのアカウントを利用することでマッチング相手の本人情報を確認し、安心安全を担保するというマッチングサービス。利用にはまずFacebookアカウントでログインし、プロフィールやプロフィール写真を取り込んだ上でOmiai独自のプロフィールを追加し、ユーザー登録を行う。Facebookのプロフィール写真で本人の写真を掲載していないユーザーもいることから、追加で写真をアップロードすることもできる。
ユーザー登録をすれば、条件や顔写真を元に好みの異性を検索。気に入った条件の異性を見つければ「もっと知りたい」のボタンをクリックする。相手からも「もっと知りたい」のボタンを押されれば、メールのやりとりができるようになる。メールは自動翻訳機能も備える。
メールのやりとりができるようになれば、Facebookのアカウントを交換することも可能。自身のFacebookアカウントを相手に公開することで、信頼性を高めることができるという。
もっと知りたいボタンは1カ月に20回まで押すことができる。ここまでの利用は無料となっており、メール交換や20回以上のボタン利用を望む場合は男性のみ月額1980円がかかる。女性はすべて無料で利用できる。
サービス利用に際して、Facebookのウォールに書き込むといったことは一切行わない。また、Facebook上の友人が同サービスを利用していても、マッチング相手の候補として表示されないなど、友人に気づかれずに利用できるよう配慮したとしている。
これまでアフィリエイトを主力事業としてきたネットマーケティング。代表取締役の宮本邦久氏は「メディアをやるときにゼロから考えて出てきたのがマッチングサービスだった。今はソーシャルと言えばゲームが主流。それ以外の分野でFacebookで有用性のあるサービスを考えた」と説明する。
日本向けにもサービスを展開するが、メインターゲットとするのは米国のユーザー。日本語版と同時に英語版もリリースする。「日本や米国、アジアなどを比較したが、やはり米国はマッチングサービスを利用する土台ができている。すでに競合サイトは多いが徹底的に研究した」(宮本氏)。今後はFacebook上での広告出稿などで露出を図る。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果