NTTデータ、NTTドコモ、カシオ計算機の3社は2月17日、信用金庫向け「渉外業務用スマートフォン」の提供を開始したと発表した。集金や預かり業務など、信用金庫の渉外業務に特化したFOMAモジュールを内蔵している。
信用金庫では従来、専用ハンディターミナルを渉外支援端末として活用してきたが、連絡用の携帯電話を所持するなど、複数の端末を所持する負担があった。このような課題を解決するため、ハンディターミナルと携帯電話の役割を統合した渉外業務用スマートフォンを開発したという。
城北信用金庫(東京都荒川区)が導入。同日から全店で渉外端末として稼働を開始している。今後、NTTデータの「しんきん共同システム」を利用する信用金庫を対象に展開する予定で、2014年度末までに1万台の販売を目指すとしている。
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