クエリーアイは2月14日、スマートフォン・アプリのマーケティング分析用ツール「QuerySeeker Analyze」の対応プラットフォームにWindows Phone Marketplaceを加えたと発表した。アプリのマーケティング担当者などをターゲットにした製品で、ダウンロード数向上のための計画立案や予測などに役立てられる。
iPhone版、Android版に続く今回のWindows Phone版の提供により、3プラットフォームのクロス分析が可能になる。
Windows Phone Marketにおける主要7カ国(日本、米国、イギリス、フランス、スペイン、ドイツ、イタリア)の1時間毎のランキングデータ、Twitter口コミ情報、インターネットメディア情報のデータ蓄積および分析機能が得られる。提供可能データは2011年12月以降。
このほかに、今回のバージョンアップでユーザーが指定したアプリマーケットの概況や自社や他社などをベンチマークとするアプリの動向を自動的にまとめ、一覧表示を可能にする「レポーティング機能」も追加。関係者へメールで自動配信することもでき、各プラットフォームで追加費用なしで利用できる。提供価格は初期費用15万5400円、月額費用1カ国あたり15万5400円。
QuerySeeker Analyzeは、インターネット上の口コミによる情報拡散に伴う商材の売れ行きの変動をリアルタイムに関連づけて情報収集し、売れ行きの変動要因を分析する技術だ。この情報収集分析システムはクエリーアイが特許出願を行なっているという。
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