3.会議の時間を減らす。うまくいっていない組織では、「ビジネスは厳しい、もっと会議をしなければ!」ということになっているようだ。会議をしていれば何かを前に進めているような気分になる人もいるが、最高のリーダーは違う。最高のリーダーは、チームを会議室ではなく現場で働かせたいと思うものだ。
4.ユーモアのセンスを取り戻す。どんな分野であっても、最高の人材は、いかなる状況でもユーモアを忘れないものだ(たとえそれが自虐的なものだとしても)。多くのリーダーは、出世し始めるとだんだんユーモアのセンスを忘れてしまうが、よいリーダーはユーモアが広い視野を保つ役に立ち、同時に周りの人たちが困難な状況を乗り切りるのを助け、もう少しだけよく働くようになる要素であることを、生まれつき知っているようだ。
5.自分の計画の進捗状況を定期的にチェックする。これを定期的に行えば、前もって物事の兆候を知ることができる。悪い兆候はダメージが少ないうちに軌道修正でき、よい兆候は早くからさらに推し進めることができる。自分の計画は、計画達成の助けになる可能性のある人全員に、広く知らせておくことを勧める。これには、進捗状況を(よかろうが悪かろうが)共有することも含む。
6.計算されたリスクをより多く取る。リーダーとして、常にあらゆることについて安全策を取るのはよくない。現在の不確実な世界では、経済状況や、競争環境が違えばうまくいったアプローチも、うまくいかないかも知れない。自分のキャリアについても同じことが言える。
7.より思慮深くなる。偉大なリーダーは、ある程度自分の本能に従うことを学ぶものだというのは分かる。しかし、道に迷う人もいる。思慮深く取り組むべきことには、ビジネス上の決断や、人事問題や投資などを含む、仕事で日常的にやっているあらゆることが当てはまる。これはまた、人間関係や健康、家計などの、個人的な生活で行っていることにも当てはまる。思慮深さは、最高のリーダーが持つ資質の中で、もっとも重要でありながら軽視されていることかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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