携帯電話機の販売台数ではここ数年Nokiaが首位に立っているが、2012年にはその地位をサムスンに奪われるかもしれない。
サムスンは、2012年の携帯電話販売台数が全世界で3億7400万台になると見込んでいるという。Reutersが韓国経済新聞の報じた内容を引用して伝えている。
サムスンは12月初めに、「11月下旬」の時点で3億台の携帯電話を販売したと発表した。サムスンによると、携帯電話機の販売台数を平均すると1日あたり約82万台になるため、2011年は合計で3億2500万台になる見込みだという。
一方Nokiaでは、携帯電話機の販売台数が減ると見ている。同社は2010年に全世界で4億5000万台の携帯電話機を販売したが、2011年になって、販売台数の大幅な減少を発表した後、株価保護を目的に販売台数予測の発表を止めている。
IDCのモバイルフォンテクノロジおよびトレンドチームのシニアリサーチアナリストであるRamon Llamas氏は11月に声明で、「サムスンがリーダーの立場まで上りつめることができたのは、広範で奥の深い製品ポートフォリオを揃えたことが直接的な原因だ。2010年に最初の『GALAXY』デバイスをローンチして以降、同社は積極的にラインアップを拡大および刷新し、最新の革新や最も人気の高い機能を取り入れてきた」と述べている。
米CNETはサムスンに対し、Reutersの報道について確認を求めたが、すぐには回答を得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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