ドメイン登録業者のGo Daddyは米国時間12月23日、2万1000件以上のドメインを失った。これは偶然かもしれないが、同社が「Stop Online Piracy Act」(SOPA)法案を支持した結果かもしれない。
Go Daddyは23日、方針を転換して、SOPAへの支持を取り下げている。Go Daddyの最高経営責任者(CEO)であるWarren Adelman氏は声明で、「Go Daddyは、それをインターネットコミュニティーが支持する場合に限り支持する」と述べた。
SOPAは、2011年秋に米議会に提出された法案で、著作権侵害行為を行っていると申し立てられたサイトを司法省が容易に閉鎖できるようにするものだ。
ソーシャルサイトRedditにおける反Go Daddyスレッドがきっかけとなって作られた「Godaddyboycott.org」では、同社のSOPA支持に対する反対意見が集められている。
ドメインを追跡しているDailychanges.comによれば、Go Daddyが管理するDomaincontrol.comは23日に2万1054件の登録ドメインを移転により失ったが、同じ日に2万0034件を移転で獲得しているという。
ただし、技術系サイトTheNextWeb.comは、先週1週間にわたって移転による流出が増加していると指摘している。
米CNETはGo Daddyにコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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