ソーシャルゲームのZynga、延期していたIPOをようやく実施へ

Don Reisinger (CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年12月16日 12時09分

 ソーシャルゲーム企業のZyngaが米国時間12月15日朝、NASDAQ市場に上場する。ティッカーシンボルは「ZNGA」となる。同社はまだ公開価格を決めていないが、12月に米証券取引委員会(SEC)に提出した書類では、価格を1株当たり8.50~10ドルと設定して1億株を公開、追加割り当てとして最大1500万株を発行する予定となっている。つまり、総額11億5000万ドルを調達できることになる。

 Zyngaにとって新規株式公開(IPO)までの道のりは長かった。同社は9月の上場を目指して、7月にIPO登録申請書(Form S-1)をSECに提出した。しかし、SECは8月に、Zyngaの「従来の方法と異なる」会計処理を問題視し、一般に認められている会計原則に基づいて利益を計算し直すよう迫った。さらに悪いことに株式市場は混迷し、いかなるIPOもそれまでほど望ましいものではなくなっていた。

 こうしたことを受けてZyngaは、事態の沈静化を期待して感謝祭の後までIPOを延期することに決めたのだった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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