ARの浸透目指すKDDIの新ブランド--開発環境をオープン化

藤井涼 (編集部)2011年12月16日 08時00分
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 KDDIは12月15日、拡張現実(AR)の浸透を目的とした新ブランド「SATCH(サッチ)」を設立したことを発表した。ブランド名には「 (情報を) 察知する」「サッと(ケータイを)かざしてチェックする」といった意味が込められており、より身近で便利に使えるARアプリを提供していく。

 ARアプリの普及に向けた取り組みとして、仏Total Immersionの画像認識技術を用いたモバイル向けARソフト開発キット「SATCH SDK」を、同日より開発者向けサイト「SATCH Developers」で無償提供する。SATCH SDKは、Total Immersionの画像認識エンジン「D'fusion」を活用しており、2次元バーコードなどのマーカーを使わずに画像を直接読み取ることができるという。

 KDDIでは、SATCH SDKを利用することで、開発者はオープンな環境でモバイルARアプリを制作でき、そのアプリをau one Marketに登録することで、ARを取り入れた新たな企業プロモーションやサービス展開が可能になるとしている。現在、江崎グリコやサントリー酒類、森永製菓などが、SATCH SDKを利用したARアプリを採用しているという。

 また今後は、SATCH SDKで開発されたモバイルARアプリを紹介するポータル機能や、ARアプリの再生機能を搭載したARブラウザ「SATCH VIEWER」(仮称)なども提供していくという。

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