NTTデータグループは12月9日、企業ロゴデザインを新しくすると共に2012年1月から米州地域のグループを統合、再編することを発表した。
2012年1月より米州地域のグループ会社であるKeane、Intelligroup、MISI、Revere、NTT DATA Agile Net、Vertexを順次統合・再編する。具体的には、2012年1月に「NTT DATA, Inc.」を発足させ、順次米州地域のグループ各社を同社に統合させていき、米州地域では「NTT DATAブランド」で事業展開していく。統合後は1万6000人規模の体制で、顧客に対してインド、カナダのリソースを活用したアプリケーション開発や運用、ERPパッケージ、インフラサービス、BPOなどのサービスからITコンサルティング、スタッフィング、ウェブ開発までを総合的に提供する。
また、今後2012年以降はEMEA(欧州、中東、アフリカ地域)、APAC(アジア、太平洋地域)、中国地域においても順次グループ会社の統合や再編を進める予定だ。
NTTデータグループは、一段の成長に向けてグローバル戦略を推し進めており、現在では5万7200人の社員の半数近くの2万6500人が海外拠点で働いているという。このようにグローバルカバレッジが拡大したため、事業の運営や体制を一体化、効率化したり、顧客への迅速なサービスを構築したりするために、グローバル事業を5つの地域とソリューションを軸に統合、再編する計画を進めているわけだ。
さらに、こうしたグローバルな再編を象徴するように、1988年の設立以来23年以上にわたって使用してきたコーポレートロゴデザインも変更する。海外グループ会社の商号も原則「NTT DATA」を冠したものに統一され、ロゴも統一される。
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