サイボウズの100%子会社で、スタートアップ事業を専門とするサイボウズスタートアップス(Cstap)は12月8日、クラウド型「安否確認サービス」の無料トライアルの受付を開始した。安否確認サービスは、同社が9月に開始したスタートアップ支援プログラムの第1弾となる。
安否確認サービスでは、パニック時に誰でも簡単に使えるように直観的なユーザーインターフェースを採用。シンプルさを追求し、主な機能も安否確認、情報集計、対策指示の3つに絞られている。同社では災害だけでなく、ネットワークトラブルやサイバーテロのバックアップシステムとしての利用も想定しているという。
東日本大震災と同様の大災害を想定し、メインサーバをシンガポール、バックアップサーバを北米に設置している。またユミルリンクと業務提携し、同社のリレーサーバ「Cuenote SR-S」の技術を使うことで、携帯キャリアの同時メール送信におけるブロックを避け、1時間あたり15万通以上の高速メール送信が可能とのこと。
配信の優先度や保証内容が異なる2つのプランを提供し、「スタンダードプラン」が月額7980円(50ユーザー)から、「プレミアプラン」が月額9980円(50ユーザー)からとなる。初期費用は無料。また「サイボウズ ガルーン」や「サイボウズ Office」の保守ライセンスやサービスライセンスを保有する顧客を対象とした優待価格も用意しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス