ASUSTeK Computerは12月6日、デジタルノート「Eee Note EA800」を12月中旬より販売を開始すると発表した。価格は1万9800円。
Eee Note EA800は8.0型(768×1024ドット)のグレースケール液晶タブレットを搭載。ワコムの「EMR テクノロジ」を採用し、手書きメモ、音声メモ、写真メモなど、さまざまなメモ機能を搭載したデジタルノートだ。
重さは約520g、厚さ13.5mmのコンパクト設計で、200万画素のカメラも搭載している。バッテリ駆動時間は最長約11.5時間。本体カラーはブラックのみ。OSはLinuxを採用しているという。CPUはMarvell PXA303 プロセッサ、メインメモリは256Mバイト。内蔵メモリは約4Gバイトで、micro USBポート×1、micro SDカードリーダを備える。
入力には専用の「EMRペン」を使用する。読み取り分解能は0.01mm、筆圧レベルは256で、紙に書いているかのような感覚で入力できるという。鉛筆、ボールペン、マーカー、万年筆、蛍光ペンの5種類のペンがあり、淡色、グレー、黒の3種類のカラーで表現可能だ。
ペン入力によるメモ以外にも、音声の録音やカメラ撮影も可能。撮影した写真データは、Eee Note上ではモノクロで表示されるが、格納される写真はカラーだ。さらにPDFファイルにマーカーを書き込むこともでき、外出先や会議、学校の授業などで利用することを想定している。
Eee Noteのデータ形式は、手書きメモはPNGファイル。テキストメモはTXTファイルで、音声ファイルはMP3かAMRファイルになるという。写真はJPEG。Evernoteに対応しており、Eee Noteで作成したデータをEvernote上に保存可能だ。このほかにUSBケーブルでPCと接続して「Eee Note Sync」でデータを一元管理したり、Eee NoteをPC用のペンタブレットとして使用したりできる。
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