Visaは米国時間11月16日、同社の電子ウォレットの新しいブランド「V.me」を発表し、非公開ベータテストを開始した。一般向けの提供は2012年初頭を予定している。V.meはPayPalのように、ウォレットをクレジットカードなどの既存の支払い方法と連携させる仕組みで、特に携帯電話からのオンライン支払いが容易になる。
またVisaは同日、小売り業者などがV.meの支払いシステムにアクセスできるようにする新しい開発者プログラムも発表した。Visaは、V.meをオープンにして、消費者がさまざまなクレジットカードを使ってどこでも支払いができるようにしようとしている。
この開発者プログラムの背景にあるのは、開発者にAPIなどのツールを提供することで、携帯電話での支払いを容易にする方法が構築されるのを支援することだ。
さらにVisaは、開発者がV.meプラットフォームを使って国内外における個人同士の支払いも容易にすることを望んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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