11月8日より2日間、米国ニューヨークでイベント「Hadoop World NYC 2011」が開催された。Hadoop Worldは第3回目の開催で、最新事例や技術に関する情報が一同に集まるイベントとして知られている。27カ国から1400名以上が集まり、60を超える講演が繰り広げられた。日本からは、NTTデータや富士通が取り組みを発表した。
注目が集まっているビックデータ分野を支える技術の本命は、オープンソースの分散処理ソフトHadoopだ。Hadoopは、Google社が唱える大規模データ処理方式を実装したオープンソースソフトウェアで、テラバイト~ペタバイト級のデータの蓄積・処理を得意とする。IBMはHadoopをベースとした製品をリリースし、オラクルは主要製品ExadataとHadoopのコネクタを発表して連携を推し進めている状況だ。
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