モジラ、「Thunderbird 8」を公開--カレンダーアドオン「Lightning 1.0」を統合

Stephen Shankland (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 高森郁哉2011年11月09日 12時39分

 Mozillaは米国時間11月8日、同社電子メールソフトウェアの最新版「Thunderbird 8」を公開した

 Thunderbird 8の構築には、同じくこの日リリースされた「Firefox 8」で採用されているブラウザエンジン「Gecko 8」が使われている。この最新版には注目すべきことに、何年も開発が続いていた「Lightning 1.0」が付属する。Lightningは、Thunderbirdにカレンダーモジュールを提供するアドオンだ。

 MozillaのRafael Ebron氏が投稿したブログによると、Thunderbird 8は「添付ファイルの管理とアクセシビリティの改善、検索機能のショートカットの改良、複数のセキュリティ機能、および安定性に関する修復」も含むという。

 電子メールの送受信、検索と保管にオープンソースのアプローチを選択するユーザーにとって、Lightningアドオンは、Thunderbirdが「Microsoft Outlook」に置き換わる可能性を高めるものだ。LightningはThunderbird 8と連携するよう開発されたが、旧バージョンもサポートする。

 Lightningアドオンにより、カレンダーへの項目追加、オンラインカレンダーの登録、To Doリストの管理などを行える。詳細はLightning 1.0リリースノートまたはFAQで確認できる。

Lightningカレンダーアドオン
Lightningカレンダーアドオン
提供:Mozilla

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]