Mozillaは米国時間11月8日、同社電子メールソフトウェアの最新版「Thunderbird 8」を公開した。
Thunderbird 8の構築には、同じくこの日リリースされた「Firefox 8」で採用されているブラウザエンジン「Gecko 8」が使われている。この最新版には注目すべきことに、何年も開発が続いていた「Lightning 1.0」が付属する。Lightningは、Thunderbirdにカレンダーモジュールを提供するアドオンだ。
MozillaのRafael Ebron氏が投稿したブログによると、Thunderbird 8は「添付ファイルの管理とアクセシビリティの改善、検索機能のショートカットの改良、複数のセキュリティ機能、および安定性に関する修復」も含むという。
電子メールの送受信、検索と保管にオープンソースのアプローチを選択するユーザーにとって、Lightningアドオンは、Thunderbirdが「Microsoft Outlook」に置き換わる可能性を高めるものだ。LightningはThunderbird 8と連携するよう開発されたが、旧バージョンもサポートする。
Lightningアドオンにより、カレンダーへの項目追加、オンラインカレンダーの登録、To Doリストの管理などを行える。詳細はLightning 1.0リリースノートまたはFAQで確認できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
日本のインターステラテクノロジズが挑む
「世界初」の衛星通信ビジネス
NTT Comのオープンイノベーション
「ExTorch」5年間の軌跡
先端分野に挑み続けるセックが語る
チャレンジする企業風土と人材のつくり方
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力