日本ヒューレット・パッカードは10月18日、個人向けPCの新製品3シリーズを発表した。約9.5時間のバッテリ駆動ができるモバイルPCや東京生産モデルなどをそろえる。同日から順次発売する。
新製品は、モバイルPC「HP Pavilion dm1-4000」、オールインワンPC「HP TouchSmart 520PC」、スリムPC「HP Pavilion Desktop PC s5シリーズ」の3シリーズだ。
HP Pavilion dm1-4000は、最薄部が約20.5mm、重量約1.53kgのスリムボディに11.6インチワイド液晶を備えたモバイルPCだ。AMD E-450 APU、4Gバイトメモリの採用により、コンパクトながらHD動画の再生やマルチタスクも快適にこなせるという。HDD搭載モデルで約9時間30分、SSD搭載モデルで約10時間30分の長時間駆動を実現する。そのほか、フルサイズ比約97%の浮き石型キーボード、オン/オフ機能付きのタッチパッド、180度オープン可能なディスプレイ、傷がつきにくい「HP Imprint」テクノロジなどを備える。
販売開始日は10月19日で、同社直販サイト「HP Directplus」での価格は3万9900円~。販売開始記念キャンペーンとして、外付けDVDスーパーマルチドライブを1050円で提供する100台限定モデルも同時販売される。
HP TouchSmart 520PCは、フルHD表示が可能なタッチ式の23インチワイド液晶を搭載したオールインワンPCだ。「HP TouchSmartソフトウェアマジック・キャンバス」や「マジック・タイル」などタッチ操作を活かした独自ソフトウェアがプリインストールされている。高音質なBeats Audio対応スピーカも装備した。
生産はHP TouchSmart PCシリーズで初となる昭島工場が担当し、基本スペックから各種ソフトウェアまで、好みに応じて約150万通りのカスタマイズができるという10月18日から販売が開始され、直販サイトでの価格は6万9930円~となっている。
HP Pavilion Desktop PC s5シリーズは、横幅が約10cmの省スペースボディに、AMDの新世代プロセッサを採用したスリムPCだ。基本スペックの向上はもちろん、東京生産による約2900万通りのカスタマイズが可能だ。こちらも10月18日から販売が開始される。直販サイトでの価格は2万9820円~。
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