2010年にApple従業員が紛失した「iPhone 4」の試作機を見つけ、ガジェットブログのGizmodoに売った罪に問われている男性2名が米国時間10月11日に不抗争答弁を行った。両者には、執行猶予1年、社会奉仕活動40時間、Appleに対しそれぞれ250ドルの損害賠償の判決が言い渡されたと、サンマテオ郡地方検事のSteve Wagstaffe氏は11日、米CNETに語った。
カリフォルニア州レッドウッドシティのバーで試作機を見つけたとされるBrian Hogan被告と、同被告がその試作機をテクノロジサイトに売る手助けをしたとされるSage Wallower被告は、8月に軽犯罪窃盗の容疑で訴追されていた。
不抗争答弁は、事実上有罪を認めているのと同じだ。裁判所は被告を刑事上有罪とすることができる。主な違いは、AppleがHogan被告とWallower被告に対して民事訴訟を起こしていた場合、民事訴訟でこの答弁を使用することができないということだ。
Appleの広報担当者にコメントを求めたが、すぐには得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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