サンフランシスコ発--報道によると、米国にあるApple Storeのうち少なくとも3店舗が一時的に休業中だという。
そのうちの1店舗であるサンフランシスコのチェストナット通り店では、正面にあるガラスの扉が黒い覆いに隠されてしまっている。同店に電話をかけると、店内の一部改装のため休業中であり、米国時間10月5日に開店予定であることを知らせる音声メッセージが流れる。NBCBayArea.comによると、同店は9月26日より休業しており、関係者は「新しいセキュリティドアの設置」をその理由に挙げているという。
Appleについて詮索好きな人たちは、この理由を真に受けはしないだろう。同社のiPhoneイベントが迫る中、期待高まる「iPhone 5」のために店内を大幅に改装するなら、時期は今となるだろう。
一方、チェストナット通り店の音声メッセージは、同店で買い物を考えている顧客に向けてサンフランシスコにあるメインの店舗を案内している。つまり、すべてのApple Storeが休業中ということではない。
別の休業中の店舗であるカリフォルニア州にあるウォールナットクリーク店は、ウェブページにおいて、9月26日から10月3日まで店内の一部改装を理由に休業中であることを知らせている。ただし、こちらの店舗では開店日が10月4日となっている。
この開店日は、iPhoneイベントと同じ日だ。恐らく、Appleは、同社の一部直営店を改装したりするのには、iPhoneイベント近辺がふさわしいと単純に考えたのかもしれない。シアトルにあるユニバーシティビレッジ通り店では、開店日が10月6日とiPhoneイベントの2日後となっている。
9月30日にAppleの広報部門にコメントを求めたが直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
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