Twitter、政治広告の掲載受付を開始--2012年の米大統領選に向け

Don Reisinger (CNET News) 翻訳校正: 湯本牧子 長谷睦2011年09月22日 12時39分

 Twitterは関心が高まっている2012年の米大統領選挙というチャンスを生かし、政治家を対象とした広告を掲載する準備を進めていることを、米国時間9月21日に公開されたPOLITICOとのインタビューの中で明らかにした。同社はその後、米CNETに対してもこれを認めた。

 Twitterでグローバル収益担当プレジデントを務めるAdam Bain氏はPOLITICOに対し、同社としては初めて、21日から政治家や政治団体が「タイムラインと検索に」広告を掲載して、Twitterユーザー向けにメッセージを発信できるようにする予定だと述べた。Bain氏は、5つの陣営から既に広告掲載の申し込みがあったことを明らかにしたが、具体的な名前を挙げるのは避けた。ただし、Twitterは米CNETの取材に対し、共和党で大統領候補指名を争うMitt Romney氏が、このサービスを利用した広告掲載を予定している候補者の1人であることを認めた。

 Twitterの広報担当者は米CNETに電子メールで声明を寄せ、その中で次のように述べた。「当社が本日より政治広告の受付を開始したことは事実だ。掲載を準備している広告主として、多くの大統領候補者や全米各地にある各党の選挙対策委員会の名前が挙がっている」

 Twitterは、広告主に3つの選択肢を提供している。広告主のフォロワーのタイムラインおよび特定のトピックに関する検索結果に(通常のツイートではないことが明確に分かる形で)表示される「Promoted Tweets」、サイト右側のサイドバーにある「トレンド」ボックスに表示される「Promoted Trends」、およびフォロー推奨アカウントの一覧に含まれる「Promoted Accounts」だ。

 ただしBain氏によると、政治活動にとって最も重要となり得るのはPromoted Tweetsだという。サイトの検索機能と連動するからだ。

 「人々は実際、候補者の名前と同時に、トピックやアイデアをキーワードにした検索も行っている」と、Bain氏はPOLITICOに対して述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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