All Things Digitalの米国時間9月21日付けの報道によると、Appleは10月4日、同社の新最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏が進行役を務めるイベントで「iPhone 5」を発表する予定だという。
同記事では、本件に詳しい匿名の情報筋の話として、新しいiPhoneの発売は、その発表の「数週間後」になると述べている。
新しいiPhoneが一体いつ登場するかに関するうわさは何カ月も前から流れており、2011年10月という説がますます有力になりつつある。
iPhone 5は、Appleにとって非常に重要である。同社は、拡大する「Android」の勢力に直面している。Android搭載端末は、低価格をうたうものからハイエンドモデルまで多種多様だが、Appleは、少数の製品に同社の多くを投じる戦略をとっている。「iPhone 4」においてこの戦略は功を奏し、同製品は大きな成功を収めた。
iPhone 4は、競合製品の圧力の中で善戦した。しかし、より高速なLTEネットワーク、さらに大きな画面、NFC決済機能などが導入され、猛烈なペースで進化するスマートフォン市場において、Appleの主力製品であるiPhoneは、やや古く見え始めている。
iPhoneは、Apple以外にも多くの企業にとって重要である。メーカーであるFoxconnは、1日に15万台のiPhone 5を製造していると言われている。Case-MateがiPhone 5のケースと思われるものを同製品の発表前に掲載したことからもわかるように、アクセサリメーカーらも同製品の発売を待ちわびている。
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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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