カヤックは9月14日、位置情報とグループチャット一体型のストリーミングAPI「ナカマップAPI」をアプリ開発者向けに公開したと発表した。ユーザー登録をすれば無料で利用できる。
ナカマップAPIは、カヤックが提供するiPhone、Android搭載端末、フィーチャーフォン向けの位置情報連動型グループチャットアプリ「ナカマップ」の技術を活用したもの。友達や同僚、家族など、グループに参加しているメンバーの居場所を地図上で確認する機能、グループ内でリアルタイムにチャットする機能など、ナカマップを構成する機能を提供する。ユーザー認証にはOAuth2認証を使用している。
ナカマップAPIのグループチャット、位置情報共有の機能を活用することで、テーブルトークRPGや人狼BBSのようなグループコミュニケーションを必要とするゲームや、位置情報を利用したゲーム、ペットの位置を確認するためのアプリ、botのような自動化プログラムを利用した新たなグループチャットサービスなどが開発できるという。
カヤックは、近日中に同APIを利用したサイバー鬼ごっこ専用アプリをサンプルとして公開するとしている。
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