パナソニックは9月14日、スマートフォンと連携して地点情報を取得できるカーナビゲーションシステム「CN-S300D」を発表した。SDカードをメディアとしたSシリーズの最新モデルとして発売する。発売は10月20日。店頭想定価格は14万円前後になる。
CN-S300Dは、センターコンソール内にフィットするフラットフェイスパネルを採用した2DINタイプだ。7V型のワイド液晶モニタはタッチパネル式を採用。DVD/CDプレーヤーのほか、FM/AMチューナ、地上デジタルチューナなどを備える。
メディアにはSDカードを採用し、プリインストールされている16GバイトのSDHCカードに、VGA専用地図を収録。全国1002エリアをカバーした詳細地図、視認性を高める「フルスクリーンマップ」機能などを内蔵する。
本体にはBluetoothを内蔵し、スマートフォンとの連携が可能。CN-S300Dの発売に合わせてリリース予定となるAndroid搭載スマートフォン専用アプリ「おでかけナビサポート ここいこ♪」を利用すれば、グルメ情報、観光スポット、周辺検索など様々な施設がリアルタイムで検索でき、検索した地点を「ブックマークリスト」として保存できる。ブックマークリストをBluetooth経由でCN-S300Dに転送することで、最新の情報をいつでも利用できるとしている。専用アプリは無償で提供される。
DVDやCDの視聴ができるほか、SDカードによる音楽再生にも対応。4GバイトのSDHCカードのほかiPod中継ケーブルを付属し、iPod/iPhoneの音楽ファイルや動画ファイルも再生可能だ。
ルート検索には、エコロジー(省燃費)&エコノミー(節約)なルートの探索が可能な「ecoドライブアシスト」機能を備え、渋滞などによるストップ&ゴー低減や有料道路の料金を考慮したルートを推奨する。
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