クラウドソーシングサービス「CROWD」を手がけるリアルワールド。同社は現在、東日本大震災の被災者を対象にした「東日本家計支援プロジェクト」を展開している。
CROWDは、リアルワールドが企業から請け負ったデータ入力や翻訳、文書作成といった作業を、会員がオンライン上で実行。ポイントでその対価を得るというクラウドソーシングサービスだ。現在20万人の会員を抱える。
東日本家計支援プロジェクトでは、東日本大震災の被災者向けに、通常CROWDで作業を行う場合に比べて、ポイント換金にかかる期間を短縮したり、PCを貸し出したりといった優遇措置をとっているという。
しかし課題はまだまだ多い。「そもそもPCに抵抗ある人が多い。またPCに不慣れな人にとっては、データ入力の難易度が高い場合もある」(リアルワールド)。今後は単純な作業に特化するなど、PCを普段利用していなかった会員向けの作業を増やすことも検討する。
リアルワールドではテレワーク関連事業を手がけるライフネスやNPO法人などと協力し、被災地周辺で同プロジェクトの説明会を開催中だ。次回の開催は9月27日の予定。詳細や申し込み方法は以下の通り。
なお説明会は複数社合同で実施。当日回収したアンケートをもとに、CROWDに興味を持った参加者あてに直接メールで連絡の上、登録作業を進めるとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス