リアルワールドは4月13日、クラウドソーシング事業サービス「CROWD(クラウド)」において、翻訳サービスを開始した。翻訳は1文字当たり0.6円から、文章のデジタルデータ化は一文字0.2円からの提供。
CROWDは、リアルワールドの会員制プラットホーム「REALWORLD」の会員760万人を対象に、企業の業務などをインターネットでアウトソーシングできるクラウドソーシングのサービス。今回の翻訳サービスでは、そのインターネット会員らに翻訳業務を依頼できる。
アニメや漫画などを海外へ展開する際の利用などを想定しており、翻訳作業以外にも、画像データのデジタル文章化や擬声語の抜けや漏れのチェック、翻訳文章の張替え作業などに対応する。文章を一度デジタルデータ化、標準語化し、ユーザーによる人力翻訳と機械翻訳を行ったのち、別のユーザーが二重チェックすることで翻訳精度の向上を図る。
リアルワールドでは、翻訳精度向上に向けて会員獲得や仕組みづくりを進めながら、9月までに取引社数10社、1万冊の翻訳を行うとしている。
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