米ホワイトハウスの行政管理予算局(OMB)は米国時間9月9日、米連邦通信委員会(FCC)のネット中立性規則を承認したという。Reutersが報じた。この承認を受け、異議申し立てがなければ、この規則は2〜3カ月のうちに発効されることとなる。
この規則はこの後、米連邦政府の官報で公布されるが、それには通常1週間から3週間かかる。そして、公布の60日後に効力を持つ。
FCCが2010年12月にこの規則を承認した直後、Verizon Communicationsは、FCCが権限の範囲を逸脱しているとして米連邦裁判所に提訴した。しかし、米コロンビア特別区巡回控訴裁判所は、この規則がまだ官報で公布されていないため、時期尚早だとしてこの訴えを退けている。
この規則は基本的に、インターネットサービスプロバイダーによる自社ネットワークへのアクセスの制限を許可するのと同時に、競合企業からのコンテンツに対する不公平な取り扱いを禁止するものである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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