KDDIと仏Total Immersionは9月9日、AR(拡張現実)を活用したコンテンツ事業において業務提携すると発表した。KDDIはTotal Immersionの第三者割当増資に応じ、約1億円を投じる。
KDDIはTotal Immersionが持つ画像認識エンジン「D'fusion」のマーカーレストラッキング技術を活用し、読み取りセンサーを使わずに画像を直接読み取ることで、認識速度や安定性に優れたARコンテンツの提供を目指す。Total Immersionは、さまざまなARコンテンツを提供するKDDIとの資本提携により、アジアにおけるさらなる事業拡大を目指すとしている。
KDDIは事業展開の第1弾として、共同でARコンテンツ事業を推進してきた頓智ドットへD'fusionの技術を提供しARコンテンツを提供していく。また、Total Immersionとの新たな事業展開については12月頃に別途発表するとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」