ソニーは9月5日、「CycleEnergy(サイクルエナジー)」シリーズに家庭用小型蓄電池「CP-S300E/S300W」を追加した。300Whの電池容量を備え、テレビなら約2時間半の視聴、スマートフォンなら約30回分のフル充電が可能だ。
CP-S300E/S300Wはオリビン型リン酸鉄リチウムイオン二次電池を使用した家庭用充電器だ。正極材に長寿命、高信頼性のオリビン型リン酸鉄を使用したことが特長で、10年以上の使用が期待できるとしている。
高さ350mm×幅210mm×奥行き270mmの本体には、前面に2系統のAC出力部とDC入力部を装備。約6時間で充電が可能だ。重量は約12kg。本体天面には、出力オン、オフができる表示ボタンを設けたほか、充電表示ランプ、電池残量表示ランプを装備。電池残量は電池残量確認ボタンを押すと、満充電の場合は5つ、少なくなってくると1つ点灯し、残りわずかになると点滅する仕組みだ。
本体には直接使用方法が印刷されているほか、使用できる主な機器と電力供給時間の目安がアイコン付きで記されている。これは取り扱い説明書を見なくても使用方法がわかるようにしたいという思いからデザインされたもので、製品パッケージにも同様の内容がデザインされているとのことだ。
電源周波数が50Hzの東日本向けモデル「CP-S300E」と、60Hzの西日本向けモデル「CP-S300W」が用意される。価格は15万円前後。10月に発売される。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス