AMD、レノボ元社長をCEOに

Don Reisinger (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年08月26日 08時25分

 プロセッサ企業AMDは米国時間8月25日、新しい社長兼最高経営責任者(CEO)を選任したと発表した。

 Lenovo Groupの元社長兼最高執行責任者(COO)であったRory Read氏が、AMDを統括するとともに、AMDの取締役会に加わる予定である。

 Read氏は、素晴らしい経歴を持っている。AMDによると、Lenovoでは「売上高の2桁増加と市場シェア拡大」に導いた立役者であるという。同氏はIBMにも23年間勤務し、多数の管理職に就いた。

 AMDの元CEOであるDirk Meyer氏は、2011年1月に辞任している。1995年からAMDに勤務していたMeyer氏は、2008年7月にHector Ruiz氏の後任としてCEO職を引き継いだ。CEO在任中のMeyer氏の最大の功績は間違いなく、Intelとの間における独占禁止法違反に関する訴訟を和解に持ち込んだことである。その和解によってAMDは、12億5000万ドルを手にした。

 Meyer氏の辞任後、同社のシニアバイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)であるThomas Seifert氏が、適任者が見つかるまでの暫定CEOとして職務を引き継いでいた。Seifert氏は、CFOとしての自分の職務に戻る予定である。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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