米国のビジネス向けソーシャルネットワーキングサービスを運営するLinkedInは米国時間8月3日、株式公開後初となる四半期決算を発表した。2011年第2四半期(6月30日締め)の業績はウォール街の予想を上回り、利益が450万ドル(1株あたり利益4セント)となった。非GAAPベースでは売り上げが1億2100ドルで、1株あたりの利益が10セントだった。ウォール街では、売り上げを1億450万ドル、1株あたり4セントの損失と予想していた。
LinkedInの最高財務責任者(CFO)であるSteve Sordello氏は、同社ブログで次のように述べている。
「第2四半期には、記録的な水準の会員数、ユニークビジター、ページビューを達成し、総収入の成長が加速した。今後も、会員に提供する価値を高め、LinkedInプラットフォームのあらゆる潜在能力を実現するために、われわれはチーム、技術、製品への投資を続けていく」(Sordello氏)
登録会員数は1億1580万人(前年同期比61%増)、ページビューは71億回(同80%増)を達成しており、米国外に合計12のオフィスを立ち上げて国際的な存在感を高めている。
LinkedInは今後の業績見通しとして、第3四半期に1億2100万ドルから1億2500万ドルの売り上げを、通年では4億7500万ドルから4億8500万ドルの売り上げを、それぞれ見込んでいる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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