「Gmail」の音声通話機能が新たに38言語に対応し、150カ国以上の国々への通話料金が値下げされた。
Gmailの音声通話機能は「Skype」と競合するサービスで、Gmailのチャット機能を使用し、米国内は無料で、米国外へは低料金で、携帯あるいは固定電話に電話をかけることができる。
約1年前にスタートしたこの機能は、初日だけで100万回以上の通話が行われ、その後も拡大が続いている。また、最近になって複数の相手と同時通話できる機能も追加された。
今回、ユーザーの電話料金をさらに節約することを目指した新たな一手により、Gmailの音声通話機能はそのサービス範囲を拡大することになった。
Googleは米国時間8月2日、米国外でGmailを使用しているユーザー向けに、音声通話機能を利用する時に使用する言語を追加し、新たに38言語に対応した。また、この米国外向け戦略によって、米国から国際電話をかけるユーザーは米ドル、ユーロ、英ポンド、およびカナダドルで通話クレジットを購入可能になった。接続料などはないため、料金は通話時間に応じた完全従量制となっている。
さらにGoogleは、世界中の国々への通話料金の値下げに踏み切った。
Googleのブログに掲載されていた例によれば、米国から英国、フランス、またはドイツの携帯電話には1分あたりわずか10セントで電話がかけられる(固定電話への通話は1分あたり2セントのままだ)。また、メキシコの携帯電話への通話は1分あたり15セント、中国またはインドへの発信は1分あたり2セントとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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