ITホールディングスグループのネクスウェイは7月25日、あて先データベースやメール、ファクス、ウェブサイト構築などが一体となったコミュニケーションクラウドサービス「NEXLINK」を10月から提供することを発表した。月額基本料金は10万円から、初期費用は個別見積り。
同社はファクスを利用した企業間コミュニケーションサービス「FNX」などを中心に約8000法人への導入実績があるが、そのユーザー企業では顧客や取引先について、データベースやウェブサイト、送信ツールが一元管理されていないことから、効率的にコミュニケーションを実施できない状態であることが分かっているという。
NEXLINKでは、保有しているあて先データに対して、メールやファクスなどの中から、受け手が欲しい送信手段で情報を送り分けることができるという。あて先ごとにパーソナライズしたウェブコンテンツも表示できるという。あて先の属性や蓄積した反応履歴に応じて、ウェブコンテンツをパーソナライズすることで、伝わりやすいウェブサイトを構築できるとしている。
あて先データや反応履歴などを一括管理することで、あて先データの管理工数の削減も可能という。ウェブサイトとシームレスに連携していることで、煩雑な会員サイト管理や告知などの業務効率化も実現できるとしている。
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