7月21日に東京証券取引所マザーズ市場に新規株式公開(IPO)したモルフォは、上場2日目となる7月22日、4840円の初値をつけた。同社株式の公募・売り出し価格は2250円。その約2.2倍で売買が成立したことになる。
モルフォは東京大学出身の技術者らを中心に、2004年5月に設立。ソフトウェア処理による静止画手ブレ補正技術や画像の高速表示技術などを携帯電話を中心にライセンス提供している。株主には、ユーテック一号投資事業有限責任組合(1号ファンド)、Nokia Growth Partners II、NTTドコモ、パナソニックなどが名を連ねる。
上場初日となった21日は、公募・売り出し価格の約2.3倍となる5180円で買い気配のまま終了。22日は朝から売り注文が先行し、初値形成となった。午前中に一時4565円まで値を下げたものの、終値は5410円となった。
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