IBMは米国時間7月18日、予想を難なく上回る2011年第2四半期決算を発表し、同年通期の見通しも上方修正した。
第2四半期のGAAPベースの純利益は前年同期比8%増の37億ドル(1株あたり3ドル)で、売り上げは前年同期比12%増の267億ドルだった。ドル安が追い風となっており、為替変動の影響を調整すると、売り上げは同5%増となる。非GAAPベースの1株あたり利益は3.09ドルだった。ウォール街の予想では、利益は1株あたり3.03ドル、売り上げは253億4000万ドルとなっていた。
IBMはまた、2011年通期の利益見通しについても、非GAAPベースで1株あたり最低13.25ドルに上方修正した。ウォール街の通期予想は13.22ドルだ。
予想された通り、IBMの好調を支えたのはソフトウェアおよびハードウェア事業だった。業務分析などの成長市場が好調で、さらにクラウドコンピューティングの売り上げが2011年に倍増するとIBMでは予測している。IBMの第2四半期は多くの点で、メインフレームのアップグレードサイクルと堅調なソフトウェア販売に支えられた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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