日本技芸は7月19日、Google Apps for Businessの拡張サービスで、アドレス帳を社内で共有できる「rakumoコンタクトforスマートフォン」と承認や申請業務に対応する「rakumoワークフローforスマートフォン」を提供開始した。
いずれもiPhoneとAndroidの両方に対応。PC版の「rakumoコンタクト」(月額利用料53円/1アカウント)と「rakumoワークフロー」(月額利用料315円/1アカウント)の利用者は追加費用なしで利用できる。スマートフォンからのアクセスはブラウザ経由となっており、HTML5を利用することで対応した。
rakumoコンタクトforスマートフォンは、社員数が多い企業や従業員の入れ替わりが激しい業態、地域特有の同姓が多いケースなどでも間違わずにアドレスを選択できるようにしたという。社外への連絡は社名を選択して担当者を探せるほか、社内への連絡は組織図に沿って階層構造から探すことができる。
また、メールや電話の履歴を保持しており、rakumoサービスから頻繁にコミュニケーションする相手を素早く選択可能だ。今後、メールや電話の履歴をPC版でも共有できるようにし、より便利にしていくとのことだ。
rakumoワークフローforスマートフォンは、表示の内容や操作を絞ってスマートフォンに最適化し、承認者が社外にいても、迅速、確実に承認を行えるデザインにしたという。簡単なタッチ操作で申請書をパラパラとめくり、承認や差し戻しの操作を軽快に行えるのが特長だ。なお、申請機能は後日リリースする予定としている。
先行してスマートフォン対応した「rakumoカレンダー2011」に続く今回のリリースにより、rakumoシリーズの3製品はすべてスマートフォンのみで利用できるようになった。
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