トレンドマイクロは7月7日、スマートフォン向けセキュリティ製品の新版「Trend Micro Mobile Security(TMMS)7.0」を8月1日から受注すると発表した。TMMSは企業で利用するスマートフォンにセキュリティ対策と端末管理を提供し、スマートフォンを企業のセキュリティポリシーに従って集中管理できる。新版ではWindows Mobileに加えAndroidにも対応した。対応するバージョンは2.1以上。
Android向けに、不正プログラムの検索や不正なウェブサイトへのアクセスを防止するセキュリティ機能のほか、盗難・紛失時の端末データの消去、位置情報(GPS)での端末検索、カメラやBluetoothといった機能の使用制限などの端末管理機能を提供する。OSやパターンファイル情報の一元管理、パターンファイルの強制アップデート、端末ログの収集などの集中管理機能を利用することで、企業内のスマートフォンを統合的に管理できるという。
TMMSはスタンダードとアドバンスの2種類が用意されており、スタンダードではセキュリティと集中管理の各機能が搭載され、アドバンスでは端末管理機能も搭載する。参考税別価格は250~499アカウントで、1アカウントあたりスタンダードが3110円、アドバンスが6220円。トレンドマイクロはTMMSの今後1年間で5億円の販売を目標にしている。
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