マカフィーは7月4日、スマートフォンやタブレットなどを保護する、個人向け総合モバイルセキュリティアプリ「McAfee Mobile Security」の提供を開始したと発表した。価格は2980円(1ライセンス、1年契約)。バックアップやリストア、ウイルス対策、位置検索、端末ロック・データ消去、ウェブサイト評価などの各機能を組み合わせた。7日間の無料トライアル版をダウンロードできる。
Mobile Securityは、モバイル端末をウイルスや悪意のあるアプリケーションから保護する「McAfee VirusScan Mobile」と、端末上のデータを保護するサービス「McAfee WaveSecure」を機能統合し、ウェブサイトの安全性評価(レピュテーション)技術「McAfee SiteAdvisor for Android」を組み合わせて、広範で強固なモバイルセキュリティを提供するという。
Mobile Securityを導入することで、個人ユーザーは端末を紛失したり盗難されたりした場合でも、ウェブコンソールからリモートでロックし、データのバックアップとリストアを実行することで、データを保護できる。位置検索で端末の現在地を特定し、端末を見つける可能性を高められる。
モバイル端末を狙うウイルスやスパイウェアに対しては、ファイル、メール、ネットからのダウンロード、テキストメッセージやMMSメッセージ、添付ファイルのスキャンとクリーニングを自動的に行うことで攻撃を阻止する。SiteAdvisorで危険なサイトをブロックし、個人情報や機密情報を狙うフィッシングサイトなどのウェブベースの脅威を未然に防ぐとしている。
Mobile Securityは、Androidのほかに、BlackBerryやSymbian、Windows Phoneにも対応。Android版は、スマートフォン版とWi-Fi接続に対応したタブレット版の2種類が用意されている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」