UQコミュニケーションズが5月下旬に発売した「URoad-8000」(シンセイコーポレーション製)は、ポケットサイズでありながら、約9時間という長時間通信を可能にしたWiMAXモバイルルータだ。通常価格は1万9800円で、料金プランにより販売価格は異なる。
スマートフォンやモバイルPCが普及し始めると共に、改めて評価されているのが、本製品が対応している「モバイルWiMAX」をはじめとする高速モバイル通信サービスだ。
単体では意味をなさず、スマートフォンや携帯ゲーム機、ネットブックなどと一緒に持ち歩くことが前提となっているため、デバイスインフラが整わない状況下では、いわゆる一般ユーザーが評価しづらい製品だった。
昨今、スマートフォンの普及によりインフラが整いつつある。そんなタイミングで発売されたURoad-8000とはどんな製品なのだろうか?
URoad-8000は、2300mA(3.7V)のバッテリを内蔵したモバイルルータだ。この手の製品は大きさもさることながら、バッテリによる駆動時間がもっとも重要視される。その点URoad-8000は、公称値として最大約9時間の連続使用を可能とした製品となる。現行のモバイルルータでは最長クラスの使用時間といえる。実際に電源を付けっぱなしにして利用してみたところ、9時から18時20分まで約9時間20分に渡って利用できた。一応、適度な通信を行い、実際の使用を想定した使い方をイメージしている。公称約9時間で実際9時間20分なら十分といえるだろう。
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