トレンドマイクロは6月27日、企業のセキュリティ運用コストを試算する「セキュリティコスト削減シミュレーションツール」を同社のウェブサイトで公開した。現在のセキュリティ対策の運用コストを可視化し、従来型からセキュリティSaaSへの移行した場合の削減額を試算できる。
セキュリティの運用にかかわるコストに悩んでいる企業のシステム管理者や、ユーザー企業に新しいセキュリティ対策を提案する営業担当などは、セキュリティコスト削減シミュレーションツールに従業員数などの基本情報を入力することでクラウドセキュリティの効果をシミュレーションできる。試算結果はツール上で印刷できるほか、PDFファイルに出力してオフラインで閲覧することも可能という。
セキュリティコスト削減シミュレーションツールのAndroid版はAndroidマーケットですでに無償で提供されている。iOS版は7月中旬からApp Storeで提供するという。同社のクラウド型セキュリティ基盤「Trend Micro Smart Protection Network」は、クラウド上のデータベースに必要に応じて問い合わせる仕組みで、リアルタイムの対策と運用の効率化を実現し、結果として従来のパターンファイルをクライアントに配信する対策手法に比べコストを継続的に削減できる。
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