投資会社GSV Capitalは、Facebookの株式を1株あたり平均29.28ドルで22万5000株取得した。総額で660万ドル近くに達し、GSVが所有するポートフォリオ全体の約15%を占める。GSVはこれ以外にも多くの未公開株投資を進めており、いずれも1カ月以内に手続きが完了する見込みだ。
さらに注目すべきことに、GSVはFacebookの企業価値を700億ドルと見積もっていると報じられており、これはAmazon.comやHewlett-Packard(HP)をわずかに下回る位置付けだ。
だが、ニュースサイト24/7 Wall St.はGSVとFacebookの契約について、「第一先買権の行使期限を30日とする」条項があるため、まだ確定したわけではないと指摘している。Facebookはまだ新規株式公開(IPO)も申請していないため、状況はさらに混沌としている。
Facebookの最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は5月の時点で、株式を公開する計画はまだないと述べていたが、2011年末までに同社が株式公開に踏み切ると予測する向きも多い。本稿掲載時にはFacebookの会員が7億5000万人近くに達しているであろうことを考えると、同社にとっていよいよ決断の時が来ているのかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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