ヤマハ、長寿命を実現した電動アシスト自転車「PAS」--ユーザーの声に対応

加納恵 (編集部)2011年06月24日 18時37分
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 ヤマハ発動機は6月24日、電動アシスト自転車「PAS」2011年モデルの商品説明会を開催した。サイクル寿命を従来比約2倍へと長寿命化した「長生きバッテリー」など、新製品の特徴について解説した。

 同社がラインアップしている2011年モデルは定番の「PAS ナチュラ S」、8.1AhリチウムLバッテリを搭載したパワフルモデルの「PAS ナチュラ Lスーパー」、コンパクトモデルの「PAS CITY-X」、幼児2人同乗基準に適合した「PAS リトルモア」など。

 長生きバッテリーのほか、製品保証期間の延長や、バッテリ残量を細かくパーセンテージ表示できる「デジタルメーター付きメインスイッチ」などの特徴を持つ。

ヤマハ発動機執行役員SPV事業部長の小林正典氏 ヤマハ発動機執行役員SPV事業部長の小林正典氏

 ヤマハ発動機執行役員SPV事業部長の小林正典氏は「電動アシスト自転車の国内市場は順調に伸長しており、2011年度は前年比10%増、40万台を超える市場と予測している。新製品は2003年以来のフルモデルチェンジを施したモデル。環境への意識の高まりや、製品保証の延長など進化した2011年モデルで市場の需要拡大に応えていきたい」と話した。

 安定した成長市場として注目される電動アシスト自転車だが、昨今は幼児2人同乗の乗車を可能とした法令改正や、健康志向の高まり、また震災の影響による都市部での通勤通学用途と、需要が拡大しているという。

  • 長生きバッテリー

  • デジタルメーター付きメインスイッチ

  • 新開発ドライブユニット

 こうした市場を背景に、ヤマハ発動機では2010年のユーザー調査結果からバッテリ、製品寿命、アシスト力、バッテリ残量表示という4つのニーズを導き出し、2011年モデルに投入した。

 バッテリは、従来モデルで350~450回程度だった繰り返し充電寿命を、約2倍となる700~900回程度へとパワーアップ。バッテリ残量表示では、バッテリ残量が20%を切った段階から、1%きざみに残量を表示し、走行中にバッテリが持つかどうかといった不安を解消したとしている。

  • PAS リトルモア

 さらに独自のアシスト制御「Shift.Position.Electric.Control」(S.P.E.C.)も採用し、低いギアでのアシスト範囲を拡大したとのことだ。

 また、幼児2人の乗車を可能とした法令改正を受けPAS リトルモア、「PAS Raffini(ラフィーニ)L&S」の専用モデルを投入。パワフルな専用アシスト設計を施したほか、丈夫でデザイン性も優れたオープンワイドタフフレームの採用や、大型放熱フィン付きローラーブレーキの搭載など、車体機能にも専用設計がされているという。

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