三洋電機、「eneloop bike」に折りたたみ式とカーボンフレーム採用の2機種を追加

加納恵(編集部)2009年07月24日 16時20分

 三洋電機は7月24日、電動ハイブリッド自転車「eneloop bike」にカーボンコンポジットフレームを採用した「CY-SPK227」と折りたたみ式「CY-SPJ220」の2機種を発表した。発売日と価格は、CY-SPK227が10月1日からの受注生産で価格は62万7900円、CY-SPJ220は9月21日からで価格はオープンだが、店頭想定価格は10万円前後となる。

 2車種ともに、乗ったままで発電して充電する「ループチャージ」と「両輪駆動方式」を採用したアシスト新基準対応車となる。

 CY-SPK227は、カーボンフレームを採用したスポーツタイプの電動ハイブリッド自転車。同社によると電動自転車でカーボンコンポジットフレームを採用したのは世界初という。

 内装8段変速機、マグネシウムサスペンションフォークなど、スポーツタイプならではの性能を備え、急な坂道でも3分の1の力で登れる「スポーツモード」を搭載。さらに、MTBプロサイクリストの山口孝徳氏による協力のもと開発された「スポーツ トラクション モード」を内蔵し、車輪がスリップするような条件でも、ペダルが踏むのを感知することによって、モータが回転し走破性能が向上するとのことだ。

 バッテリにはリチウムイオンバッテリを採用。LEDを使用した「高輝度LED前照灯」を標準装備し、こちらのバッテリには充電池「eneloop」が使用されている。

 重量は19.5kg。9月1日から受注を開始し、10月1日から順次納車されるとのことだ。

 CY-SPJ220は、20型の小径折りたたみタイプの電動ハイブリッド自転車。折りたたむことで、車載や駐輪場のないマンションなどでも保管できるという。バッテリにはニッケル水素バッテリを採用し、内装3段階変速機を搭載する。本体カラーはレッド、ホワイト、ブラックの3色を用意する。

  • 「スポーツ トラクション モード」の開発協力したMTBプロサイクリスト山口孝徳氏

  • 三洋電機ワイルドナイツの北川智規氏とバドミントンチームの潮田玲子氏がCY-SPJ220に乗って登場した

  • 折りたたみタイプの「CY-SPJ220」(左)とスポーツタイプの「CY-SPK227」(右)

お詫びと訂正:記事内にて、カーボンコンポジットフレームを採用したCY-SPK227と折りたたみ式のCY-SPJ220の型番が一部逆になっておりました。訂正しお詫び申し上げます。

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