jig.jpは6月15日、スマートフォン向け電子書籍サービス「ツイパブ」ベータ版のリニューアルを実施した。
ツイパブは、TwitterとDropboxを利用して、ソーシャルリーディングやソーシャルパブリッシングを実現するサービス。ウェブアプリケーションとして提供するほか、Android向けにはアプリも用意している。
Dropboxの公開フォルダに保存したり、ウェブサイト上にアップロードしたりしたEPUB形式の電子書籍を同サービスを通じてTwitterユーザー間で共有できる。電子書籍の公開や閲覧といったアクション、読後の感想などをTwitterを通じて共有可能だ。
今回のリニューアルではまず、簡易リーダー機能を提供した。これまでのツイパブは、専用リーダーでしか閲覧できなかった。そのため、自身のTwitterフォロワーがツイパブでの「読書に関するアクション」を書籍のURLつきでツイートしても、Twitterクライアントアプリなどで閲覧しているユーザーは直接書籍の内容を閲覧できなかった。 しかしこの機能を導入したことで、クライアントアプリ内のブラウザ機能を使って、書籍の冒頭部分を直接閲覧できるようになった。また、これまで対応していたiPhoneやAndroid端末といったスマートフォンに加えて、PCやゲーム端末など、各種端末からのアクセスに対応した。
電子書籍の公開時や読書開始時に行うツイートには、これまで送信していた本のタイトルに加えて著者名を含むようになった。これにより、友人が誰のどんな本を読んでいるのか分かりやすくなっている。ツイート内のリンクの付け方も変更し、利便性を高めた。
また、これまでコンテンツを提供していた学研ホールディングスやインプレスR&D、オールアバウト、アゴラブックス、ディスカヴァー・トゥエンティワン、paperboy&co.に加え、太田出版、有限会社佐藤漫画製作所、シーサーの3社が新たにコンテンツを提供する。
jig.jpでは今後、外部オーサリングソフトとの機能連携を行う予定であるほか、EPUB以外のフォーマットへの対応などもユーザーのニーズに合わせて検討していく。
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