「とっとと決め太郎」は、オンラインで飲み会などイベントの予定を調整できるスケジュール調整サービスだ。TwitterやGmail、Googleカレンダーなど外部サービスと連携できるほか、携帯電話やスマートフォンでの利用も想定されているなど、既存のウェブサービスと組み合わせながら幅広いプラットフォームで利用できるのが売りだ。
このサービスは会員登録なしで利用できる。まずトップページ右上の「とっとと予定調整する」を押してページを開き、予定のタイトルと内容、幹事のパスワードといった基本情報を入力する。さらに候補日をカレンダーから選び、時間帯を指定する。ここでいう時間帯は、幅をもたせた候補時間帯ではなく開催時間そのものなので、同一日で時間帯の異なる選択肢を設けたい場合は、同じ日を選択したうえで時間入力を繰り返し行う必要がある。この点はやや独特な仕様だ。
予定の入力が終わり、「この予定で調整する」をクリックすると、告知画面が表示される。告知方法は、メール送信、FreeMLの参加メンバーへの通知、TwitterのフォロワーへのDM送信の3択から選ぶことができる。フォロワーについてはTwitterとの連携を許可しておけば、自動的に読み込まれる仕組みが用意されている。
告知が完了すると、自分自身の予定を入力する画面へと遷移する。「参加不可」「検討中」「参加可」「できればここ」の4択から選んで記入し、コメントをつけて投稿する。強く希望するという意味の「できればここ」は他にはないユニークな選択肢だ。入力完了後には予定の控えを自分宛にメールしたり、Evernoteにクリップすることも可能だ。
告知を受け取ったメンバーは指定URLを開いて「自分の予定を登録する」をクリックし、予定を入力する。各メンバーの参加可否は表形式で表示されるのでわかりやすい。すべてのメンバーの予定記入が終わったら、開催日を手動で確定させ、あらためて決定したスケジュールをメールやTwitterのDMで告知する。
同種サービスと比べて優れているのは、なんといっても他サービスとの連携機能だろう。TwitterのDMによる告知のほか、Twitterアカウントでログインしておくことで参加している予定の一覧がチェックできたり、決定したスケジュールをGoogleカレンダーにワンクリックで登録できたりと、連携機能の豊富さは同種サービスの追従を許さない。スマートフォンにも対応しているので、新たなスタンダードとして活用してみるとよさそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス