ロンドン発--Nokiaの新しい最高経営責任者(CEO)であるStephen Elop氏は現地時間6月9日、ビジネスパートナーであるMicrosoftまたはサムスンが同社を買収する話し合いを持っているといううわさを一蹴した。
同氏は当地で開催されたOpen Mobile Summitの出席者らに対し、「すべて根拠のないうわさだ」と述べた。同社を売却する予定がないことを同氏は示唆した。
Nokiaが最初に独自のOSの代わりにMicrosoftの「Windows Phone 7」を使用することを決めて以来、同社の行く末を懸念する憶測が広がっている。さらに同社は先週、2011年の業績見通しを下方修正した。フィンランドを拠点とする同社が携帯電話の売上高が大幅に減少したことを発表した後、それに追従して同社の株価も下落したため、より手頃な価格で同社を買収することが可能になっている。
Microsoftが同社を買収するかもしれないといううわさもあったが、8日にはサムスンが買収するといううわさが浮上した。同社は「Android」搭載端末とWindows Phone 7搭載端末の両方を製造しており、Nokiaに携帯電話部品を供給している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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