ソニーマーケティングは6月9日、なりすまりによる第三者のメールアドレスとパスワードを用いた不正なアクセス試行が発生したことを明らかにした。ソニーの製品登録やソニーストアでの買い物により貯まる「ソニーポイント」が、ソニーストアなどで利用できる「お買い物クーポン」に交換された可能性があるという。
不正アクセスが発生したのは6月8日未明で、不正な交換に使用された可能性のあるメールアドレス数は95件。27万8000ポイント(約28万円相当)がお買い物クーポンへと不正交換されたとしている。
ソニーマーケティングでは、不正アクセス試行の遮断、ソニーポイントからクーポン等への交換停止、不正な交換に利用された可能性のあるメールアドレスによるアクセスのロックとパスワードの変更を該当するユーザーへ依頼、アクセス急増の監視強化、不正アクセス試行の予防、検知の強化、個別の取引の監視体制の強化、パスワード変更の促進などの対応策を現在取っているという。
なお、不正に交換されたユーザーのポイントは後日返還される。
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