Googleがソーシャルネットワーク分野で後れを取ったことについて、同社の前最高経営責任者(CEO)Eric Schmidt氏は、自らに責任があると語った。
Googleの会長であるSchmidt氏は米国時間5月31日夜、カリフォルニア州ランチョパロスバーデスで開催のD: All Things Digital(D9)カンファレンスで、AllthingsDのKara Swisher氏の質問に答え、「4年前にわたしはメモをとってはいたが、それについて何もしなかった。CEOというのは責任を取るべきものだ。わたしは失敗した」と述べた。
同氏がそう認めたのは、GoogleがFacebookの人気機能「Like」(いいね!)ボタンに対抗しようという時だ。Likeはウェブサイトに埋め込むもので、ユーザーはボタンをクリックすることで、そのサイトを称賛していることを示すことができる。Googleは6月1日、ウェブサイト向けの「+1」機能を発表した。これはLikeボタンを模倣したような機能で、Googleアカウントにログインしたユーザーは、このテクノロジを搭載したウェブサイトを気に入っていることを示すことができる。
Schmidt氏は、Googleにとってのソーシャルネットワークの重要性に、何年か前から気がついていたとしている。しかし、同氏とGoogleは行動を起こさなかった。
Schmidt氏は「わたしは忙しかった」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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