Microsoftは、自社「Windows Phone」よりAndroidから利益を得ている。All Things Digitalが米国時間5月27日に報じた。
CitiのアナリストWalter Pritchard氏によると、HTC製Android端末が販売されるたびに5ドルがMicrosoftに支払われるという。これは、MicrosoftとHTCが2010年4月に結んだ特許ライセンス契約で決められているロイヤリティに関する条項によるものとAll Things Digitalは伝えている。
All Things Digitalによると、MicrosoftがHTCを追求していた当時、HTCが侵害するMicrosoftの知的所有権の範囲は広く、ユーザーインターフェースからOSの中心部に及ぶとMicrosoftは主張していたという。
また、All Things Digitalは、Pritchard氏の話として、Microsoftはより高額なロイヤリティを他のAndroid端末メーカーに請求することも考えており、その場合のライセンス料は端末1台当たり7.50~12.50ドルになるとも報じている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したもので す。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス