兼松エレクトロニクス(KEL)と兼松コミュニケーションズ(KCS)は5月24日、スマートフォンやタブレット端末を対象にしたリモートアクセスサービス「どこでもデスクトップ ビジネスEdition」を6月から販売すると発表した。AndroidやiOS、Windowsなどに対応するとしている。
どこでもデスクトップ ビジネスEditionは、スマートフォンやタブレット端末などのモバイル端末からオフィスのPCに、低価格でセキュアに接続することが可能なリモートアクセスサービスで、月額課金のクラウド型で提供する。システム導入時の初期投資から保守運用までのトータルコストを抑制するとともに、迅速なサービス利用を実現できるとしている。
同サービスは、会社の規模や業種にかかわらず自宅や外出先などオフィス以外の場所から社内のネットワークに接続して業務を行うリモートアクセスのニーズが高まっていることや、今回の震災で事業継続計画(BCP)が見直されたこと、オフィス消費電力削減に向けた出勤シフト制や時短勤務の採用、在宅勤務などの奨励による社内ITリソースへの安全なリモートアクセスの必要性の高まりを受けたもの。
将来的には、現在提供している携帯電話総合管理サービス「KCS Motion」とどこでもデスクトップ ビジネスEditionを連携して管理機能を向上させるなど、サービス品質を高めることで企業のさらなるモバイル活用を推進していくとしている。
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