Microsoftは米国時間5月24日午前、ニューヨークで開催された「Windows Phone 7」のアップデートに関するイベントにおいて、ソフトウェアの発表とともに、新しく加わったハードウェアパートナーを明らかにした。
次に登場するWindows Phone搭載端末は多彩かつよく知られたメーカーから提供される予定であり、Acerと富士通、ZTEが新たにWindows Phoneパートナーに加わった。
コンピューティング業界の大手メーカーらが、白熱するモバイル市場への参入を図るのは当然である。Microsoftは今後の電話設計や市場について、具体的なことは何も明らかにしていないため、いずれかのメーカーが成功を収めるのか、それとも競合企業のDellのように話題にならないWindows Phone搭載端末を製造することになるのかについては、今後の動向を見守る必要がある。
ZTEがMicrosoftのパートナーに加わったことも注目に値する。同社は米国ではあまり知られておらず、これまでにティア1通信事業者を介して発売した携帯電話は1機種のみである。米国における同社のその他の製品の多くは、MetroPCSなどのプリペイド事業者向けのエントリレベルの端末だが、Sprint(とVirgin Mobile)は「ZTE Peel」ホットスポットを提供しており、T-Mobileにもホットスポットがある。
Microsoftは今回のイベントで、ZTEのWindows Phoneが米国を含む世界を対象にリリースされる予定であるのかどうかについては明らかにしなかった。
一方、サムスン、LG、およびHTCも、Microsoftとの提携を継続する予定である。これらのメーカーからは、4G対応端末や「Mango」アップデートを搭載する新しい端末がリリースされる予定だが、Microsoftは、LTEとWiMAXのどちらの4Gがサポートされるかについては明らかにしなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス