ソフォスは5月19日、企業向けウイルス対策ライセンスを自宅PCでも利用可能にすると発表した。対象となるのは、エンドポイントセキュリティ製品「Endpoint Security and Control」か「Endpoint Security and Data Protection」のライセンスを購入している企業ユーザー。対象製品の購入ライセンス数以内であれば、ウイルス対策ソフト「Sophos Anti-Virus」を自宅PCでも利用することができる。
従来、ウイルス対策ソフトはPCの台数に応じてライセンス数を購入する必要がある。今回の措置で、対象製品の購入ライセンス数以内であれば、自宅PCでも利用できる。
企業内のデスクトップPCや持ち運び用ノートPCだけでなく、個人所有の自宅PCを利用する際でも1ユーザーライセンスとして利用できる。在宅勤務システムを構築する際に、企業や個人が追加でウイルス対策ソフトを購入する必要がないため、最小限の投資でセキュリティレベルを維持できるとしている。
現在、電力需要抑制に対応するための自主行動計画として、在宅勤務の導入が企業が増えつつある。在宅勤務を促進することで、オフィスフロアの稼働面積を減らすことができ、照明や空調、PCなどの電力使用量も削減でき、通勤時の安全確保にもつながるとしている。
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