トーマツ イノベーションは、中小企業を対象に定額制で社員研修をオンライン配信する「イノベーションクラブ チャンネル」を5月23日より提供開始する。
同サービスの対象となるのは、社員数300人以下の中堅、中小、ベンチャー企業。会社拠点単位での申し込みとなり、1つの拠点に複数の端末を導入することもできる。研修テーマは、新入社員から管理職・経営者までの階層別と、経営・マーケティング・人事・営業・業務管理といった職種別に分かれており、100テーマ以上がラインアップされる。
オンライン配信する研修映像は、トーマツ イノベーションが東京、大阪の研修施設で提供している中小企業向けの定額制社員研修である「イノベーションクラブ」を録画したもの。同研修は、2006年のサービス開始から4年で、クライアント数は3700社以上、年間受講者数実績は20万人を超えるという。今回のオンライン配信サービスにより、研修会場まで足を運べない地方の企業であっても、自社オフィスで研修受講が可能になるとしている。
なお、オンライン配信技術としては、ギンガシステムソリューションのテレビ会議端末「ワープゲイト601」を利用した、KDDIの「KDDI ワンタッチ接続TV会議サービス」を採用している。同社では主に地方の中堅・中小企業に向けて販売を行い、今後2年で導入社数2000社以上を見込んでいる。
価格は導入する企業の規模によって異なるが、従業員数20~99名の場合、端末1台あたり、月額3万6750円。
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